ダイエット中の脂質について
お腹周りや腰回りにお肉が付いてきて
いつの間にか洋服のウエストがキツイ!
そこで気をつけたいのは脂の摂り方です。
ダイエット中の方には特に気になるのは糖分と脂ですが
極端な油抜きダイエットは避け必要な油はとるようにします。
身体にとって必要3大栄養素は
- タンパク質
- 淡水化物
- 脂質
今は5大から6大栄養素の時代です。
- ビタミン
- ミネラル
- フィトケミカル
その中でも代表な脂質は様々は成分が結びついて「脂肪酸」と呼ばれますがそれを大きく二つに分けて
「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。
皆様もよく耳にするかと思いますが「飽和脂肪酸」は豚の脂肪のラードや
乳脂肪分のバターなど動物性の脂質に多く含まれています
飽和脂肪酸は体内で合成できるので摂りすぎると
中性脂肪やコレステロール値が増えて行きます。そして血液はドロドロ状態になります。
血液は生命の源であり、その大切な血液をすみずみまで運んでくれる
血管は10万㎞地球2周半もの長さがあります。
生きていくのに欠かせない栄養分や酸素を配達し、かわりにいらなくなったカスや
ゴミを回収してくれます。その血液がドロドロだったらどうでしょうか?
汚いカスやごみが溜まってしまいます。
血液の状態が自分の健康を決めてしまうのです。
今の日本は洋食文化になっていて脂質の摂取量が増えていますから
肥満の増加の原因の一つになっています。
ダイエット中に必要な脂質
もう一つ「不飽和脂肪酸」はサバやマグロ、サケなど魚油中に多く含まれ
近年ではそこで便利なサバ缶の料理本までが流行っていました
中性脂肪を低下させて脂質異常症を低下させます
なので不飽和脂肪酸は血液をサラサラ状態にしてくれます
単に油脂の量を減らせば言い訳でもありません。適度な油の量を摂ることが大切です。
脂質には細胞膜を構成する役割があるので長期間完全に油抜きにすると
- 肌がカサカサになる
- 便秘になってくる
- 元気に活動出来なくなってくる
- 脂溶性のビタミンの吸収にも油脂は必要です
油脂、特に植物性油には体内で合成できない栄養成分である必須脂肪酸が含まれ補給します
調理になどに使う油脂はラード、マーガリンなど加工された動物性脂肪より
ゴマ油、えごま油,紅花油コメ油、オリーブ油など植物油を使いましょう。
特にオリーブ油にはオレイン酸というコレステロール値を低下させる
不飽和脂肪酸が含まれていています。
ダイエット中の方や脂質リスクのある体質の方は脂の摂り方には
気を付けていきたいですよね。
これからの食材選びの参考にしてみてください。